相続した実家の活用法を考えた、ししくいの実家。
もしかしたら、将来住むかもしれない…!
そんな愛着も持ちながら、直面している今すぐの「どうしたらいい?」
その答えとして提案したのは、ホテルのような空間。
お施主様もゲストのように使える、実家と宿のあいだのような場所。
減築後のリノベーション工事から始まり、
生活雑貨の選定まで、トータルに関わらせてもらいました。
さて、今回ご紹介したいのは、
暮らし始めのお役に立てたら…とスタートした『暮らしの仕立て屋さん」
ししくいの実家での事例を紹介いたします。
建物完成後、使い始めるまでに必要な家具や照明、雑貨などのインテリア。
前回のダイニングテーブル&チェアに続き、
今回は、収納家具についてのお話です。
セッティングを行ったのは、キッチンと洗面脱衣。
写真の向かって右側↑
キッチンの背面には、家電、食器、食品等を納められる家具を設置しました。
既製品を置くこともできますが、
より、空間に馴染む仕上がりを目指し、IKEA収納+カウンターを組み合わせ。
健在の床柱、垂れ壁に合わせた加工やアレンジを行いました。
・IKEAフレームの高さをカット
・IKEA規格サイズ品を組立→できてしまう左右の隙間を、同じデザインの扉でふさぐ
・床柱に絡む箇所の仕上げ …等々
言葉にすると数行ではありますが、
これが、なかなかに、技術と手間暇を要する作業。
リノベーションの現場ならではの苦労もあったようで、
無事に仕上がったことに感謝するばかりです。
写真向かって右側の手前↑
洗面脱衣は、ベースカラーのホワイトに合わせて扉を選びました。
下部と上部には、タオル類やシャンプー、洗剤等のストックを収納。
カウンターは、着替えなどを置いて使っていただけます。
私共のIKEA使用歴は、2006年の日本進出以来で、
ワードローブやキッチンシリーズを中心に多用しています。
商品のバリエーション、カスタマイズ力、コスト感など、
お客様にお勧めしたいメリットがたくさん!
*IKEA・PAXのススメと題する、YouTubeライブも、よかったらどうぞ*
現場での組み立てや、プラスαのアレンジ力を駆使し、
お客様の住まいに合わせたオリジナル家具として採り入れています。
今回のししくいの実家も、
必要な場所、必要なボリュームを事前の打合せで相談し、
さらりと溶け込むように仕上げました。
収納スペースがあってこそ!
空間は機能的に、きれいに維持管理できますね。
ホテルのような場所、という位置づけに程よい収納家具ができました。
*ししくいの実家、新たな実家の活用法についてもぜひご覧ください*
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