今年はじめての研究会。
タイトルは『 Tourist in Tokushima 』
海外から徳島を訪れた旅行者が「どこへ行ったの?」「何をしたの?」
東京や京都でなく、ここ徳島へ来てくれたことに興味が湧きます。
彼らが徳島で過ごした軌跡、ご紹介します。
ずっと住んでいるのに知らない場所や、今まで思いもよらなかったこと。
いろいろありますね。
・中国からやってきた一人旅の女の子
雨が降る中、徳島駅から汽車に乗って大麻比古神社へ。
まるで京都にある伏見稲荷のような、
鳥居さんの連なる、趣ある写真を撮って、見せてくれました。
何度か訪れたことのある大麻はんですが、
奥の奥に、そんな場所があったとは。知らなかった。
お天気もすぐれなくて、と一方的に残念に思っていましたが、
彼女の写真には、とても幻想的できれいな風景が広がっていました。
同じ景色を見たとしても、そんな写真が撮れたかどうか…
彼女の素敵な感性ゆえでしょうね。
・アメリカ人男性 職業:プログラマー?
数日滞在。朝からフレンドリーに笑顔であいさつしてくれます。
ほぼほぼ出掛けることなく、PCの前から離れない…
さすがに不思議に思い、「何をしてるの?」と尋ねたら、答えは「仕事」
まれに出掛ける様子に、「どこへ行ったの?」と聞いたら、
城山でネコと遊んだ、眉山に登った(ロープウェーは使ってない)との答え。
なんだか不思議、謎な感じが残る。。と思っていたのですが…
今回の研究会の参加者さんが、その生態は理解できる!と。
参加者さんいわく、想像するに、彼の職業はプログラマー。
もしそうだとしたら、
仕事に夢中で、気づいたら夕方で…外に出たくなって…歩きたくなる…のだそう。
そうなんですね。知らなかった。そうだったのかぁ。
観光するばかりが旅行でもないんですね。
仕事をしながらも、いる場所はいつもと違う。
そんな旅先での過ごし方も…あるんですね。
私自身いつもと変わらない日常の中で、 訪れる旅行者の目を通して、新しいことを知った! なんだか嬉しい経験です。
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