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ふだんのお仕事より ~収納について:その1~



普段のお仕事を通じて思うこと。 すこしずつ、ご紹介したいと思います。

今日は、収納について。

遅かれ早かれ、家を設計させていただく中で、必ず話題に挙がります。 ものがいっぱいあるんですけど、大丈夫ですか? 片づけが苦手なんですけど、大丈夫ですか? その段階で、お伝え&おススメすることもあるのですが、 (※以前、研究会でも取り上げたIKEAのPAXシリーズの活用など) 今回は、住み始めてからのこと、少しご紹介します。

まずは…モノの住所を決めてあげること。

設計の最終段階で…例えば、IKEA家具の収納プランをする折、 この引き出しにはパジャマ、あの棚にはタオル…など、 話し合いながら、ある程度、生活動線を想定し、モノの住所を決めていきます。

実際に暮らし始めると、その通りにはいかないこともあるかと思いますが、 お引渡し後、約1年のお客様。 その方法をほんとに上手に活用されていらっしゃいます(*^^*) 仮に、と貼られたラベルが気づけば数年…とのことなので、 すでに身に付いている方法だったんですね。

4歳のお子様が、ちゃ~んと体温計を取って来てくれるらしく、 「あの子のおうちがどこか?」 ご家族にも浸透している模様。 家族の誰もがいつでもモノを出し入れできる環境。いいですね~。 新しくやって来たコーヒースプーンにも。 家事をするときの三種の神器にも。 みんな住所があります。定位置があります。

わぁ~っと散らかした後は、各自、いつものところへ! 片づける時も、考えることなく、ひゃ~っとしまえます。 いつもいつも片付けできる訳でないから、こう考えると気持ちも楽。 うまくいきそうなら、家族も巻き込んじゃいましょう。

もしも… そこまでは出来そうにないわ、という方は、ザクっと雰囲気からでも。 あの引き出しには、文房具。こっちの棚には、掃除に使うものたち。 そんな感じで、少し大きなカテゴリー分けでもいいかもしれません。

継続できる、ほどよい加減。 それも大切なキーワードかも。 住所をどこまで決めてあげるかも、あなたの自由です(*^^*)

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