― LHSの新築
三角形には理由あり。
「?」 鋭角な三角変形地でも
家は建てられますか?
「!」 悪条件も利点に変える
アイデア満載のプラン
施主のリクエストを総合的に反映した唯一無二の住宅
交通量の多い幹線道路沿いで、飲食店舗に隣接する厳しい条件の立地。しかも、敷地は角度19.5°の鋭角な三角形です。施主自身も当初は、こんな場所に家が建てられるのか不安のご様子。
確かに、行き交う車の音や消えることのない看板灯は、解決すべき難題でした。
そこで提案したのが、シビアな敷地条件をクリアにするアイデア。個性的な外観&フォルムは、奇をてらったデザインを目指したのではなく、難条件を紐解き、総合的にプランニングした結果の形です。
まずは外観。幹線道路側には窓を設けず、飲食店舗側も最小限の開口のみ。その一方で2m×1.6mのコートを取り入れ、採光や通風、空の景色を確保しました。
フォルムは、斜め天井の吹き抜けが広がるエントランスからDKへと長辺を活かし、奥行きを感じられる空間に設計。
また、幹線道路側に長さ8.5mのワードローブを並べ、騒音緩和の対策も。不安材料だった音や光の問題は軽減され、施主も想像以上の出来栄えに喜んでくれています。
【建築データ】
■家族構成 夫婦
■構造 木造2階建て
■工法 在来軸組 工法
■敷地面積 147.65㎡(約44.7坪)
■延床面積 合計 98.87㎡(約29.9坪)
1 階 57.88㎡(約17.5坪)
2 階 22.77㎡(約6.9坪)
ガレージ 18.22㎡(約5.5坪)
■設計監理 ナカノジロウ建築デザイン事務所
■施工 アップルハウス
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