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執筆者の写真hyoutanjima_AK

【case06】LHS003号

― LHSの新築

三角形には理由あり。

「?」 鋭角な三角変形地でも

家は建てられますか?

「!」 悪条件も利点に変える

アイデア満載のプラン


施主のリクエストを総合的に反映した唯一無二の住宅


交通量の多い幹線道路沿いで、飲食店舗に隣接する厳しい条件の立地。しかも、敷地は角度19.5°の鋭角な三角形です。施主自身も当初は、こんな場所に家が建てられるのか不安のご様子。


確かに、行き交う車の音や消えることのない看板灯は、解決すべき難題でした。


そこで提案したのが、シビアな敷地条件をクリアにするアイデア。個性的な外観&フォルムは、奇をてらったデザインを目指したのではなく、難条件を紐解き、総合的にプランニングした結果の形です。


まずは外観。幹線道路側には窓を設けず、飲食店舗側も最小限の開口のみ。その一方で2m×1.6mのコートを取り入れ、採光や通風、空の景色を確保しました。


フォルムは、斜め天井の吹き抜けが広がるエントランスからDKへと長辺を活かし、奥行きを感じられる空間に設計。

また、幹線道路側に長さ8.5mのワードローブを並べ、騒音緩和の対策も。不安材料だった音や光の問題は軽減され、施主も想像以上の出来栄えに喜んでくれています。







【建築データ】

■家族構成 夫婦

■構造   木造2階建て

■工法   在来軸組 工法

■敷地面積 147.65㎡(約44.7坪)

■延床面積 合計 98.87㎡(約29.9坪)

      1 階 57.88㎡(約17.5坪)

      2 階 22.77㎡(約6.9坪)

      ガレージ 18.22㎡(約5.5坪)

■設計監理 ナカノジロウ建築デザイン事務所

■施工   アップルハウス


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