恥ずかしながら・・・漢字が浮かばず、
思わずひらがなで書き留めた『ざへんしゆう』という言葉。
小山薫堂さんが、好きな言葉だそうです。
耳にしたのは、週末の昼下がり。
視聴したWEB LIVE対談でした。
小山氏と、家具メーカー「アルフレックスジャパン」創業者の保科正氏。
『enjoy home&enjoy life』
そのタイトルになぞらえた対談場所は、保科氏のご自宅。
住まいをご紹介いただく形で、ふたりのお話は始まりました。
お部屋に並ぶ家具やアート。
それらが日々の暮らしにしっかりと馴染んでいる様子が、画面から伝わってきます。
価値基準を「広い・狭い」でなく、「高い・安い」でもなく…「愛着を感じられるか?」ではかる。
保科さんは、そう考えておられるそうです。
その愛着が、じんわりと…しっかりと…画面越しに感じられました。
そして、小山さんが口にされた『座辺師友~ざへんしゆう~』
「身のまわりにあるものが、自分の師となり友となる」
北大路魯山人の言葉だそうです。
解釈は様々あるようですが、
小山さんは以前…
「これは自分の周りが師であり友である、
自分の周りにある価値に気づきなさいという意味があります。
良いものに囲まれることが人を良くするという意味で
魯山人は使われているようですが、僕の場合は少し違っていて。
自分の周りにあるものを先生や友人と考えることで、
いろいろな価値がそこに生まれてくる、そう解釈しています。」と。
自分の周りにある価値に気づく。
そこにいろいろな価値が生まれてくる。
…まずは、私自身、周りを見つめ直す。そこから始まりそうです。
コロナ渦において、移動を奪われているからこそ、
今日という日を見つめ直し、足元を見直す。
小山さんは、こうもおっしゃっていました。
今すぐできることですね。
自分の身の回りはもちろん、そのような視点でお客様のお手伝いができたら。
気づきを与えてもらう貴重な時間となりました。
*アルフレックスのご担当の方は、
いつも素敵なカードにメッセージを添えて、資料をお送りくださいます。
丁寧なご対応に、日々の仕事への姿勢を学ばされます。
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