…と大見得を切るタイトルを付けちゃいましたが、
今さらながら…気づきました。
収納に大切なのは『どこに、何を、置くか?』
「そんなこと、わかってるよ~」と聞こえてきそうですが、
研究会を通し、改めてコトリと腑におちたのです。
そこで、収納のいろはと題し、先日の「IKEA・PAXのススメ」研究会。
全3回に分けて、レポートいたします。
まずは、過去15年にわたるPAXの導入歴を紹介しました。
PAXとは…IKEAさんの収納シリーズ。
そのしくみは…以下の通りです↓
①規格サイズの中から、フレームを選ぶ
②扉を選ぶ ※付けないという選択肢もあり
③フレーム内にセットする、収納アクセサリーを選ぶ ※バリエーション豊富!
つまり、まずは収納全体のボリュームを決め、
その後、中身をセレクトしていくという仕組みです。
今回、過去50軒超のおうちで、ワードローブ全長を確認しました。
家1軒あたりに、PAXが占めるボリュームです。
ご家族により様々ですが、1軒あたり、約5m~25m分。
多い方と少ない方の差が、なかなかにありますね。
全般的には、10m前後の方が多かったです。
数字だけ並べてみると、興味深い。
収納というスペースをどのように捉えているか…
それぞれのご家族の、住まい方が垣間見えます。
「とにかくいっぱい欲しい」
「収納場所に余裕がないと不安」
「与えられた量に合わせて暮らします」
「出来てみたら、意外に余ってます…」等々
プランをしている時、暮らされてのち…
いろんなお客様の顔が浮かんできます。
モノとの関係や量、向き合い方は人それぞれ。
収納といえども、家の一部なので、
そのスペースには、基礎があり、屋根がある。
多かれ少なかれ、空間として活かされていれば!
そう思うばかりです。
…という私も、開けていない扉や引出…
あのスペース、もったいないかも。
お客様に収納のお話をする時、
チラリと、自分のことを省みてしまいます。
おうちに今、どれだけの収納スペースがあるのか?
それがほんとに必要なのか、足りないのか?
今回のように、数字で捉えてみるのも一考です。
ほかの方の収納量を知って、自分を見返す。
こんなアプローチも、客観的な視点で、いいかもしれません。
収納のことはじめ。
まずは、自分の持ち物の洗い出しから始まりそうです。
★次回は、収納スペースのレイアウトについてお話します
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